外国人の会社設立から在留資格取得まで要点チェック
日本人の会社設立と違って、外国人の会社設立は
在留資格を得るという目的もあるため、
欠かせないポイントがいくつかあります。
会社設立編⑦「会社設立完了」
やっと会社の設立登記が完了し、
履歴事項証明を受け取ることができました!
ここが経営・管理の在留資格取得のスタートラインです。
会社ができたらまずは
開業届などの税務署への諸届が必要です。
これは、会社が始まったらお世話になる税理士さんに頼んでおきましょう。
また、社会保険や年金の加入も必要ですが、
代表取締役が日本での在留資格を得てからでないと
役員報酬を受け取れないので、
支給開始日がこの段階では確定しません。
したがって、社労士さんの出番は本人来日後になります。
税理士さん・社労士さん共に、
外国人業務に詳しい方にお願いできるのが一番ですので、
士業同士のネットワークも必要です。
会社の通帳も作りたいところなのですが、
代表取締役不在の状態では
会社の通帳も作りにくいため、
かなり不便ですが、本人が来日するなり、
日本にいる協力者に手伝ってもらうなりして、
事務所を整え、申請用の写真などを準備します。